昨日はカナル型イヤフォンのIL300とIL500について書きました。
でも、カナル型は苦手でオープン型イヤフォンを使う方も多いです。
耳栓型なので、当たり前ですが耳に栓をするので周囲の音は聞こえにくくなり、耳に圧迫感を感じる場合もあります。この圧迫感が嫌でカナル型は使わないという人もいます。
地下鉄だと周囲の音の影響をできるだけ抑え、音量を大きくしなくても聴きやすいのがカナル型のメリットです。
カナル型、10年ちょっと前?
カナル型のイヤフォンが一般的になる前、まだ10年程前の事ですが、イヤフォンと言えばオープン型が当たり前で、まだ出始めのカナル型は、新しいイヤフォン→今までにない新イヤフォン→(当時はまだ比較的値段も高かったので)今までのイヤフォンよりも高級で音が良い。というイメージもあり、その結果、それまでのイヤフォン、オープン型イヤフォンは安いイヤフォン、低級なイヤフォン、と考える人も少しずつ増えてきました。
そしてイヤフォンは新しいイヤフォン、カナル型イヤフォンの登場と共にイヤフォンの人気がどんどん高まり、イヤフォンと言えばカナル型、という状況で、付属品は昔からのオープン型イヤフォン、でもイヤフォンを買う時は新しい形のカナル型イヤフォン、という状況です。
そんな時に、オープン型で音が良いイヤフォン、わざわざ付属品のオープン型イヤフォンを買う価値があるオープン型イヤフォンとして登場したのがUCOTECH、当時のブランド名はUBIQUOのイヤフォンです。
カナル型じゃなくても、オープン型で良い音のイヤフォンも使いたい人はいるはずだと考えてスタートしましたが、その結果は、予想を遥かに超えて評価され、当時のzionoteがパンクするほどの人気となりました。
【BARKS編集部レビュー】インイヤー開放型イヤホンの決定版、UBIQUOの放つ極上サウンド
新しいイヤフォンはカナル型。
新しいカナル型だから音が良い。
昔からあるオープン型は古くてカナル型の方が良い。
そんな風潮を変え、
カナル型も1つのイヤフォン。
カナル型もオープン型も、聴いてみて好きなイヤフォンを探せば良い。
オープン型イヤフォンを再認識させてくれ、カナル型もオープン型もどちらが上でどちらが下という事ではなく、形の違いだということで、オープン型イヤフォンが見直されてくるようになりました。
そしてイヤフォンの高音質化を求めるリクエストが非常に高まり、UCOTECHは更に高音質を追求し続けて、ES903を開発し、そして最上位モデルのES1103とES1003を完成させました。
3万円と2万円のオープン型イヤフォン。
高すぎてありえない、そう言う人がほとんどです。
音を聴いてみて、その価値はあるという方もいます。
この音なら安い、そう言う人はイヤフォンにハマりすぎです。でも嬉しいです。
カナル型イヤフォンのIL300やIL500を気に入ってくれてる方、ぜひUCOTECHのオープン型イヤフォンを聴いてみてください。
そしてオープン型で良いイヤフォンってあるの?という方は、ES1103とES1003を聴いてみてください。