
JAVS Audioの目標
「AUDIO」と科学的測定値の理論に基づいて、人間だけが持つことができる感性と情緒を最もよく伝えることができる唯一の人文学的な文化機器と私たちは考えています。
「AUDIO」という人間の五感の中で最も古い記憶の中に鎮座する聴覚による感覚を呼び起こしてくれる機器に触れることができ、見ることもなく、極めて抽象的な芸術音楽を介して、時間、言語、人種、文化を、全ての人々と作曲家、作詞家、演奏者、歌手が音楽を通して伝えたい人間の叙情的な感性と情緒を共有してコミュニケーションし楽しむことができる媒体となることができるよう実装することが「JAVS AUDIO」の目標です。

DACの最高性能を引き出すために完成したDDC J-DDC Master Clock
PCM 32Bit/768kHz, DXD 384kHz, Native DSD512, MQA

20年に渡るJAVSの開発と哲学に基づき、新しい革新を投入して完成したDDC。
コンセプトは様々な高音質デジタル音源を、DACが対応するフォーマットに変換するデジタルプリのような役割を担う、新しいデジタルコンバートシステム。
電源はJAVSの高品質電源であるリチウムリン酸鉄バッテリー[Clean Power]を搭載し、完全に独立した電源として、電源から流入するノイズを遮断しました。


DACの最高性能を引き出すDDC
様々なフォーマットとビットレートとサンプリングレートの音源、DSD512、PCM32Bit/768kHz、MQAといった、パソコンやネットワークプレイヤーなどから様々な入力を受け、仕様の異なる様々なDACの最上の形式に変換する非同期高品質マスターフェムトクロックによるリクロック、リサンプリング機構による処理を行い、超高音質再生を可能にします。
16Bit/44.1kHzといった一般的なデジタル音源でも、非同期高品質マスターフェムトクロックによるリクロック、リサンプリング機構、そしてガルバニック・アイソレートによる今まで以上の高音質高解像度サウンドが可能です。
J-DDCが従来のDACやDDCのアップサンプリングと異なる点
一般的なDACYADDCのアップサンプリングは、単に外部から見えるスペック上の数字を増やすだけでデータの変化はなく、新しいデータの生成もありません。
入力周波数の信号をそのまま2倍、4倍と処理すると、ジッターノイズや不確実なエラーデータもそのまま2倍、4倍と処理されるため、ノイズが増幅されてしまいます。
この問題の解決方法は、最終段のDACのフィルターで制御する手段がありますが、データの損失や変更も発生するため、これがオーディオシステムにおいてアップサンプリングの悪い印象になりました。
J-DDCはサンプリングレートコンバーターによって入力信号に変換し、MCUをコントロールしフェムトマスタークロックでジッターを最小化し、希望の周波数にリサンプリングする処理を行います。
この方法によって、マスター音源により高精度に、より忠実なサウンドになり、組み合わせるDACが求めるデジタル信号にリサンプリングして出力できます。
曲のデータ形式に縛られず、DACが求める形式に変換して出力できる解決方法として完成しました。

3つのコンバート設定
J-DDCは3つの出力モードがあります。入力信号と出力するDACによって様々な形式で変換が可能です。
MQAはリクロック後にフルハードウェア展開した周波数を基準に処理します。
出力ビットレートはDACに合わせて設定可能です。
MODE1:周波数リクロック
・入力された音源を正倍数でリクロック・リサンプリング出力
[出力選択:x2、x4、x8、x16]

入力信号をx1、x2、x4、x8、x16倍に非同期方式でリサンプリングして出力します。
DSD:DSD64の場合、DSD128、256、512にリサンプリング。
PCM:44.1kHzの場合、88.2、176.4、352.8、705.6にリサンプリング。
正倍数リクロック・アップサンプリングを行うモード。
DACが周波数に対応しないと正しく出力されないので、再生曲のビットと周波数を確認して倍数設定してください。
MODE2:PCM固定出力
・選択したPCM周波数でリクロック・リサンプリング出力
[出力選択:PCM 44.1/48、88.2/96、176.4/192、352.8/384、705.6/768 k㎐]

様々なDACの最大スペックを活かして高音質再生を行うモード。
旧式のDACでは32Bit/384kHzやDSD音源MQAに対応しないため、プレイヤーの不完全なダウンサンプリングや不完全な内部クロックによる変換で音質が劣化する問題があります。
J-DDCでは、入力信号をフェムトクロックによって非同期リクロックし、ジッターゼロでサンプリングレート変換を行い、DACが入力可能な最大ビット/最大周波数に変換して再生可能です。
MODE3:DSD固定出力
・DSD形式でリクロックリサンプリング出力
[出力選択:DSD64、128、256、512]

DACが対応していれば一番の音質向上が狙えるお勧めのモード。
フェムトクロックで非同期リクロックし、ジッターゼロでサンプリングレート変換を行い、DSDで出力します。

J-DDCの技術

1.非同期マスターFemtoクロック、SRCとMCUによるリクロック・リサンプリング



JAVSの技術でプログラムされたMCUが超高精度Femtoマスタークロックをコントロールし、SRC(Sampling Rate Converter)は内蔵クロックを使わず、超高精度Femtoマスタークロックで動作し、ジッターゼロのデータでリサンプリング処理を行います。
2.同軸、AES/EBU入力にガルバニック・アイソレート実装

同軸入力、AES/EBU入力に、設置や接続機器から流入するノイズを根本的に遮断するために、Galvanic isolateを実装し、完全にノイズ遮断しました。
3.XMOS搭載

XMOS XU216チップを搭載し、高速で安定したUSB動作でビットパーフェクト処理をゼロレイテンシーで実現します。
加えてハードウェアMQAフルデコーディング処理も行います。
4.完璧なオーディオ電源システム、リチウムリン酸鉄バッテリー[Clean Power]搭載

安定的でクリーンな電源、クリーンパワーバッテリーを搭載しました。
Clean Power Liteをベースに専用開発で完成した、自動キャリブレーションシステム搭載の高効率なスマートバッテリーです。
ULDO(超低ノイズ定電圧回路)によって各部に必要な電源を最適に供給するノイズフリー電源です。
5.Bluetooth 5.0対応 (AAC, SBC, apt-X, LDAC)

Bluetooth5.0モジュール CSR8675にSMAアンテナで構成、安定した無線接続でLDACモード時に最大PCM24Bit/96kHz再生が可能です。
ダークブラック Dark Black ホワイトシルバー White Silver
前面

背面



J-DDC Master Clock製品構成


J-DDC Master Clock仕様
- デジタル入力※MQAレンダラー入力対応
- 光 PCM 24Bit/192kHz
- 同軸 PCM32Bit/768kHz, DSD512 (DoP256)
- AES/EBU PCM32Bit/386kHz, DSD256 (DoP128)
- I2S(HIDMI) PCM32Bit/768kHz, DSD512 (DoP256)
- ファームウェアアップデート専用 USB TYPE-C
※メニューの [farmware Update] 設定をONに設定保存して実行
- デジタル出力
- 光 PCM 24Bit/192kHz
- 同軸 PCM32Bit/768kHz, DSD512 (DoP256)
- AES/EBU PCM32Bit/386kHz, DSD256 (DoP128)
- I2S(HIDMI) PCM32Bit/768kHz, DSD512 (DoP256)
- サイズ W215xD330xH90 mm
- 重量 4.05kg
JAVSLINK (I2S) とは?
オーディオ用I2S全ての出力(全ての形態コネクタを含む)及び全ての入力(全ての形態コネクタを含む)ジヌネレコム株式会社の特許登録された技術であり、ジヌネレコム株式会社の知的財産です。オーディオ機器間の全てのI2S接続(全ての形態のケーブルを含む)、データの増幅、データ変換、データ接続等に関する技術は特許請求事項により、I2Sの外部すべての出力、外部からの全ての入力(一般、LVDOを含む)が全て特許登録されています。純粋な情報伝達の目的ではなく、許可されていない上記の技術が使用され、または含まれている製品の製造、流通、販売、または販売代行など、いかなる事業的使用は刑法上の処罰と民法上の責任を負うことがあります。