パッケージは必要最小限。イヤホン本体とイヤーパッド(こういう名前なんですね)、そしてポーチ。
イヤーパッドは珍しく、普通のイヤーパッドだけでなく、穴の開いたイヤーパッドで、シリコンイヤーチップもある。
端子は3.5mmでL型。
ケーブルは普通のPVCケーブル。
イヤホン本体の形状は、普通の一般的なオープン型の形状から抜け出せていないよう。
私は一般的なイヤーパッドを付けて聞く。もし気力があれば他のイヤーパッドも使ってみよう。
これから音を聞いてみよう!
プレイヤーはソニーのウォークマン、SONY NW-WM1A + ソニーのポータブルアンプPHA-2A。
音楽をしっかり鳴らす。低音が少し弱い、感じ。音がしっかり聞こえる。しかしそれらと一緒に後ろで鳴っている伴奏も1つ2つ耳に入って来始める。それと共に荒れて聞こえていた音が少し後ろに行って、その場の伴奏が作られる。全体的にバランスの取れた音が豊かに聞こえてくる。
ベースは、ちょっと聞くと、量感が少し少ない感じ。少し重い感じですが、非常に固かったりせず、軽く少し緩んだ感じで、EDMを聞けばかなり適した量感で、打撃感が良いベースを聞くことができる。
ロックのドラムでスネアは適度な距離でタイトに良い打撃感を聞かせてくれる。バスドラムは少し遠いが、やはり適切な打撃感を聞かせながら、トトトトトトトトと聞こえてくる。
ベースの解像度は良い方だ。
ロックでエレキギターの速弾きは素晴らしい。そのアタックを維持しながら耳に鋭くない。だからかなりのものだ。
ボーカルは鮮明。上記の音の少し後ろに行き、しかし行きすぎることもなく、かなり近い距離でも聞こえてくる。ボーカル中心の音楽では、とても軽く暖かい感じで、声の細かいところまでよく聞かせている。
高音、すっきりクリア。たまに耳をつく事もあるが、だいたいはその直前まで上がる感じ。しかし力強く打ち上がる打撃感はとても良い。
ロックのドラムでハイハットは少し遠くから聞こえるが、少し鋭い感じで良く聞こえる。
クラシックの交響曲は、凄い、これはかなり良いです。全体的なバランスがとても良い。適度に壮大で、明るい感じで、かなり力のある交響曲が聞こえてくる。
ピアノ独奏は、その音の響きが良く聞こえる。不自然ではなく自然に広がる感じが良い。より豊かに聞こえるというか。高音も甲高くはなく、かなり良い。
バイオリンの音は特有の音が良く生きて力強く聞こえる。しかしあまりにも鋭くはなく、耳には非常に楽に長く聞くことができる。
チェロの音もやはり力があって良い。チェロは力!チェロのその響きが濃い。特有の弦を擦る音は多くないが、高音での打撃感がかなり良い。そして低音の深さの感度はかなりある。
まとめ
全体的にすっきり暖かく、鮮明で、力のある音を出すイヤホン。また、オープン型でも中高音に音が偏重してなく、高中低音域のバランスが非常に良い。
EDMを聞いても良く、クラシックを聞いても良い。ロックやジャズを聞いても良いが、ポップは少し退屈する曲もあるかも。しかしポップを聞くときもボーカルをよく聞くイヤホンを探しているなら、良く聞こえる。
もし安くて良いイヤホンを探しているなら、オープン型イヤホンを探しているなら、これはいい。肯定的に選んでほしい。