オープン型のイヤフォン

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古いイヤフォンのスタート?

2012年3月3日、オープン型のイヤフォン3種類を発売しました。
当時はオープン型イヤフォンは昔からある古いイヤフォンで、新しいカナル型はオープン型より音が良いけれど値段が高い、という雰囲気がありました。

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UBIQUOはES503、ES505、ES703の3機種でスタートし、その3機種が全てオープン型。

「今時オープン型?」
「オープン型で4000円もするの?」

第一印象はこのような意見がほとんどでした。
音楽プレイヤーや携帯電話を買えばイヤフォンはオマケで付いてくる時代。
付いてくるイヤフォンの音が良いか悪いかを気にする事さえほとんど無く、壊れたり無くしたら仕方なく電器屋へイヤフォンを買いに行く程度。

満員電車でイヤフォンの音漏れが原因で口論や迷惑問題になる時代。
更には地下鉄など騒音でオープン型イヤフォンでは音楽を聴きたいように聴けないという問題もあり、新しく登場してきたカナル型は音漏れも周囲の騒音も改善できるので、オマケで付いてくるオープン型、製品でイヤフォンを買うならカナル型、といった状況の中でUBIQUOのオープン型イヤフォンは登場しました。
そのため、今時オープン型?オープン型で4000円もするの?とは自然な意見で、なんでそんなイヤフォンをやるの?と聞かれるのも当然でした。

どうしてオープン型イヤフォンをスタートしたか

どうしてか、答えは簡単で、音が良いから。
音が良いのに安いから。

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「今時オープン型?」
オープン型が古い、カナル型は新しい。間違ってません。
でもオープン型は昔からあるから音が悪く、カナル型は新しいから音が良い、という訳ではありません。

「オープン型で4000円もするの?」
カナル型は新しいから高くても仕方ない、オープン型は昔からあるイヤフォンだから安い、そういう事ではありません。
100円でも4000円でも、オープン型とカナル型に関係ありません。
形じゃ無く、値段じゃ無く、まずはとにかく聴くことです。

今時のオープン型

UBIQUOのオープン型イヤフォンは3機種とも大ヒットとなりました。
輸入と出荷の量が増えてzionoteでは処理しきれず、一時的にMP3プレイヤーメーカーのCOWONジャパンに輸入販売を委託した時期もありました。

オープン型イヤフォン専門?

UCOTECHはオープン型専門メーカーというわけではありません。
世界最大と言われるイヤフォン&ヘッドフォンメーカーで開発責任者だったエンジニアが作ったブランドです。
カナル型イヤフォンもIM100、IM300Aise、IL300Affetto、IL500graziosoを完成させています。

大ヒットしたUBIQUOイヤフォンのメーカーUCOTECH。

カナル型、IL300Affetto、IL500grazioso。
オープン型、ES1103Grandiose、ES1003Diva。

見かけたらちょっと聴いてみてください。