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スマートフォンで音楽を聴くのが当たり前になり、むしろスマホ以外でどうやって聞くの?というような時代になっています。
MP3の再生も簡単ではなかったのは昔話で、スマホで24Bitやハイサンプリング音源、DSD音源も再生できる時代です。
ハイレゾ、高音質ファイルの再生=高音質化ではない事実
CDの16Bit/44.1kHzを超える、24Bit音源、96kHzや192kHzなどハイサンプリング音源、DSD音源高音質ファイルを再生できても、高音質にならない理由があります。
ハイレゾという言葉は日本では2014年に定義されましたが、その10年前の2004年にはWindowsパソコンのオーディオ機能としてHDオーディオ(High Definition Audio)が公開されました。実際に2004年当時のパソコンではUSBオーディオなどを使わなくても、32Bit/192kHz対応が始まっていました。
パソコン標準の32Bit/192kHzよりも、USBオーディオの24Bit/96kHzの方が高音質
USBオーディオが広まったのは2008年以降で、パソコンのHDオーディオ登場の4年以上あとになります。
どうしてパソコン本体が標準で32Bit/192kHzに対応しているのに、24Bit/96kHzのUSBオーディオ機器をわざわざ買い足すのか、その理由は「単純に音が良くなる」からです。
ハイレゾファイルの再生=高音質化ではない理由
理由1・パソコンはノイズが多い=音質悪化
速いCPU、速いメモリー、速いグラフィック、とにかく速さが求められるパソコンは、ギガヘルツのクロックで動作するICがいくつも 入ってます。また電源部も非常に大きなノイズ源です。
理由2・パソコンはクロックが悪い=低音質
クロックが音質に影響すると広まったのは、まだせいぜい十数年程度です。今でも安価な製品は高精度なクロックを使ってない場合があります。
テレビやラジオなどと同じで、気にしなければそれほど気にならない程度の音質差かもしれません。パソコンの音質はテレビと同じ程度の品質と言えます。
ノイズとクロックと電源
大きなノイズ源、ノイズ源の多さ、高精度クロックが無い、不安定な電源。これがパソコンが音が悪い理由です。
そして、パソコン本体が32Bit/192kHzに対応していても、パソコンに入ってるサウンドICの精度がそこまで高くないのがパソコンの音が良くない理由です。
理由3・ダイナミックレンジとビット数
ダイナミックレンジは音情報の最小から最大の比率で、言葉の通り数字が大きい方がダイナミックに音を表現できます。
CDのビット数は16Bit、ハイレゾは24Bitなど、情報量を表します。Bitは0か1かを表す信号で、16Bitは2の16乗で65,536通りの情報で、24Bitは16Bitの256倍で16,777,216通りの情報を表せます。
16Bitはダイナミックレンジで96dB、24Bitでは144dBの情報を現せます。
しかし、普通のパソコン本体はダイナミックレンジを発揮できるサウンドICを搭載していません。多くはせいぜい90dB台で、100dBを超えるサウンドICを積むパソコンは稀です。
パソコンで「ハイレゾ音源を再生してもCDやMP3と違いが分からない」のは当然です。ハイレゾ音源を再生していても、聴いてる音はハイレゾではないからです。
ハイレゾ、高音質ファイルの再生=高音質化ではない事実
USBオーディオが広まったのは2008年以降で、パソコンのHDオーディオ登場の4年以上あとになります。
どうしてパソコン本体が標準で32Bit/192kHzに対応しているのに、24Bit/96kHzのUSBオーディオ機器をわざわざ買い足すのか、その理由は「単純に音が良くなる」からです。
低ノイズ、高精度クロック、高精度電源。その次にハイレゾ音源
なによりも低ノイズである事が大前提です。この時点でパソコンは構造として致命的な問題を抱えていて解決できません。
高精度クロックと高精度電源はコストを掛ければ改善できます。
高精度電源は費用を掛ければどうにかできます。
しかしパソコンのオーディオクロックを高精度に入れ替えるのは技術的に現実的ではありません。
そこで登場したのがUSBオーディオで、パソコンとUSBで接続した外部機器でオーディオ部分を処理させ、手軽に高音質化できるので2010年頃から普及しました。
スマホの高音質化
スマートフォンもパソコンと同様の問題を抱えています。ノイズと、サウンド機能のダイナミックレンジのスペックです。
ハイレゾ対応でも、音を聴くとそれほど音が良いと分からないなと感じるのも当然で、パソコンと同じく、音源はハイレゾでも、聴いてる音はハイレゾでは無いのかもしれません。
スマホオーディオ
PCオーディオがUSBオーディオで音質向上したように、スマホもUSBオーディオで音質向上できます。
USB-DACとUSB-DDC
JAVSのX7-DACとX7-DDCには3系統のUSB入力があります。
- USB-A PhoneやiPadと接続
- USB-B Windowsやmacと接続
- MiniUSB android機器と接続
JAVS X7にはUSB変換ケーブルもセットされていて、MiniUSB-microUSBケーブルとmicroUSB-USB-C変換アダプターが付いています。
JAVS X7のMiniUSB端子に付属のmicroUSB変換ケーブルとUSB-C変換アダプターを経由してandroidスマートフォンに接続できます。
これだけでスマートフォンの音をハイエンドオーディオ機器で鳴らせます。
音楽再生はもちろん、動画やマリオカートツアーなどもUSBオーディオの高音質で楽しめます。
X7-DAC-Femto-MQAが搭載するDAC-ICはダイナミックレンジ128dBの旭化成エレクトロニクス AK4497EQで、電源回路を始め各部に超低ノイズ回路を搭載し、Femtoクラスの超高精度クロックを採用し、内部コントロールはリアルタイムOSで行っています。