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DACチップを交換できるDAコンバーター、ARETE-DAC

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  • 投稿カテゴリー:コラム

DAコンバーターの音質の善し悪しはアナログ回路と電源で決まる、と個人的には考えてますが、DAC-ICの性能が主要素なのは間違いありません。

旭化成エレクトロニクス(AKM)、テキサスインスツルメンツ(バーブラウン)、シーラス・ロジック 、ESSなど、以前よりは減ったように感じますが、ESSや日本のロームなど新しいブランドも増えていて、オーディオマニアはAKMとESSの新型対決が気になったり、でも家にある機器はシーラスロジック搭載製品が意外と多かったり、日本ではESSが人気で海外ではAKMの評価が高い逆転現象があったり、旭化成が工場火災から復帰してくれて良かったとか、DAC業界も色々とあります。

ESSの新型の音が気になる、AKMの分離型も聴いてみたい、でも以外と10年以上前のバーブラウンが良かったような気がするけれど美化された思い出なのかもしれないとか、DAC-ICを考えるのもオーディオDACの楽しみの1つというか最大の楽しみかも知れません。

自作パソコンのCPU交換やメモリー交換のように、DACもDAC-ICを載せ替えできたら、DACの楽しみもオーディオの楽しみも今よりグッと進みます。
でもDAC-ICによって動作も配線も変わってくるので現実としては難しく、何台かのDACを買って使い分けるしかない状況です。

DAC-ICの交換でDACの使い分け

JAVSのDACは数年前のX7、X6シリーズからリアルタイムOSで動作しています。
このOSの機能を更に高めて、DACの載せ替えでDAC-ICの差を吸収し最適化もしてしまうDAコンバーターをJAVSはここ数年開発してきました。

DAC交換モジュール

DAC-ICの動作の違いはプログラムで吸収できても、配線の違いは回路レベルで共通化が必要なのでモジュール構造になってます。
そしてDAC-ICが変わるとリアルタイムOSが検知して自動的に最適化を行うので面倒な設定や調整は必要ありません。

ただ、普通のDAコンバーターでも調整やチューニングに時間をかける必要があり、それが音質向上、そして完成度の高さに繋がるので、フィールドテストを数ヶ月続けて修正を行ってます。

DACモジュールを交換できるDAコンバーター、JAVS ARETE-DAC

いよいよ完成度も高まり、日本発売の準備を進めています。