現在のディスプレー接続規格は、業界標準化団体のVESA(Video Electronics Standards Association)が制定するDisplay Portと、Silicon Image、ソニー、東芝、テクニカラー、パナソニック、日立製作所、フィリップスの7社が共同策定したHDMI(High-Definition Multimedia Interface)が主流です。
Display Portはロイヤリティフリー
Display Portはロイヤリティフリーで、規格内容も守られています。
HDMIはロイヤリティが必要です。そして多くの家電メーカーが参加しており、規格があまり守られてないようです。
標準でUHD 60Hzに対応する必要がありますが、実際には30Hzまでの対応で認証される場合もありました。
このDisplayPortとHDMIの両方が今回のCESで発表されました。
DisplayPort 2.1b
DisplayPort 2.1bは80Gbpsに転送速度に対応します。この速度で16Kで240Hz表示が可能になります。4Kでは1440Hzが可能です。
2009年 DisplayPort1.2 4k、5k
2014年 DisplayPort1.3 8k、USB Type-C
2016年 DisplayPort1.4 オーディオ32チャンネル 24bit/1536kHz
2019年 DisplayPort2.0
2022年 DisplayPort2.1
HDMI2.2
HDMI2.2は96Gbpsに対応し、DisplayPort 2.1bよりも高い帯域幅になっています。
2009年にHDMI1.4で4k対応、Ethernet対応、USB Type-Cケーブル対応、Micro HDMI端子対応となっています。
2013年にHDMI2.0で4K@50/60
2017年、HDMI2.1で10k、5k
そして今回、2025年、HDMI2.2で4K/480Hz、16K対応となっています。