最新のDAコンバーター情報です。
JAVS(ジャブス)は旭化成エレクトロニクス(AKM)製のICを搭載したX7-DAC-Femto-MQAあさと、DDCのX7-DDC-Femtoをラインナップしています。
しかし昨年の旭化成エレクトロニクスの工場火災でIC生産ができなくなり、JAVSのX7シリーズも生産できなくなっています。
世界のハイエンドオーディオを支える日本の旭化成エレクトロニクス、AKM
旭化成エレクトロニクスのオーディオ用IC、AKシリーズは、ヨーロッパを中心に最高の音質と評価が高く、ここ数年で採用が進んでいるESS製のICではなくAKMを採用する高級ブランドが多いです。
AKMの生産が止まっていて、オーディオ機器を生産できないままでは仕方ないので、多くのオーディオメーカーはESSなど他社製のICを使う製品の開発と販売も進んでいます。
JAVSもAKM以外のICを使った試作を続け、研究とチューニングに1年以上の期間をかけて、ようやく完成が見えてきました。
「AKMが一番良い」、「AKMじゃないと駄目」だと考えるオーディオファンはとても多いです。
JAVS自身もそうで、そのために様々なメーカーから新しいオーディオICが登場すると研究はするものの、やはりAKMがベストと判断して製品化しています。
しかし、昨年からAKMの選択肢が無くなり、それ以外から選んで開発するしか方法がありません。
JAVSの開発陣も今まで様々なメーカーの様々なICを研究していますが、その結果でAKMを使っていたので、別のICで今までどおりの、そして今まで以上の音質を実現するのは並大抵の事ではありません。
新DAC、完成間近
2021年末、ようやく完成が間近となりました。
既存のX7-DAC-Femto-MQAをベースにし、ICをAKM製から他社製に替える。
今まで以上の音質、目標の音質に達するまで、研究とチューニングに時間が必要で、1年以上かかっています。
AKMが使えなく、他ブランドのICに変わっても、「AKMじゃなければ駄目だろう」と考えているオーディオファンも納得の音質で、不安を払拭し、期待を上回る音質と性能を達成しました。
仮称:X70-DAC-MQA
- 基本仕様はX7-DAC-Femto-MQA
- オーディオIC:ESS ES9038PRO SABRE DAC
- SPDIF:PCM 384kHz、DSD入力対応
- SPDIF MQA対応
- USB TYPE-Cでファームウェアアップグレード可能
完成間近です!