独断と偏見でPCオーディオ正味な話し(USB-DDC編)

パート1、上流編「独断と偏見でPCオーディオの正味な話し(上流・パソコン周り編)」に続いてパート2の今回はUSB-DDC編です。

USB-DDC

SOtM dX-USB HD
JAVS X-DDC
M2TECH hiFaceTWO
M2TECH hiFace Evo
JAVS UDT-1
JAVS nano/S
JAVS nano/V

 


SOtM dX-USB HD

とてもシンプルな作りでスイッチ類は一切ありません。
ドライバーもhiFaceTWOと同じくX-MOSのリファレンスドライバーを基本とした物です。
M2TECH hiFace Evoの多彩な出力やJAVS X-DDCのオリジナルドライバーのように目を引く機能もありません。

ならばなぜ1番目がdX-USB HDなのか。
単純に音が好きなんです。
SOtMのdX-USBなりmDAC-2vをお使いの方ならば、「SOtMの音」、そして私が「SOtMの音が好き」という意味をお分かりいただけるはずです。

dX-USB、mDAC-2v、そしてdX-USB HDと、どれもハズレがなく完成度の高いモデルしかないブランドです。
が、地味です。使ってるのを忘れるくらい地味です。
特にUSB-DDCのdX-USB HDは操作部分が無いので本当に地味です。
が、音が良いので私個人のメインUSB-DDCになってます。

 


JAVSX-DDC

なんと言ってもWindowsのオリジナルドライバーが最大の特徴です。
MacやLinuxでお使いいただいてる方も多いので、Windows専用のCustomドライバーを推すのは気が引けるんですが、このブログ文章はあくまでも私個人の気持ちで書いてるので言っちゃいます。
X-DDCはWindowsで使ってこそ本領を発揮します。

MacOSやLinux環境のUSB Audio Class2.0で使っても他のUSB-DDCよりコストパフォーマンスは圧倒してます。
が、Windowsではそのパフォーマンスが更に増す、ということです。
なんと言ってもこのドライバーを書いてるエンジニアはE-WDMの開発者なんですから、使わないのはもったいないです。

 


hiFaceTWO

hiFaceからICをX-MOSに変更しUSB Audio Class2.0対応になって各所をブラッシュアップしたニューモデルです。
USB Audio Class2.0なのでMac、Windowsはもちろん、上記2製品と同じく無保証ですがLinuxでも使えます。
このサイズでX-MOSを使ったUSB Audio Class2.0のUSB-DDCというのも大したものです。
音はhiFaceとはまた少し違いますが、当然ですがM2TECHの音です。
このサイズなのでUSB-DDCと言うよりも。USB-同軸変換アダプター的に使えます。

 


hiFace Evo

なんと言っても出力の多さが魅力です。
クロック入力もできるので純正のEvo Clockはもちろんサウンドデンさん吉田苑さんがhiFace Evo専用に開発したオリジナルクロックが使えるのも魅力です。
Evo ClockはhiFace Evoへマスタークロックを供給するだけではなく、ワードクロックも出力できるので、hiFace Evo専用ではなくオーディオクロックジェネレーターとして広く使えます。が、ここだけの話しですが、hiFace Evoだけで使うなら上記2社さんが開発された「hiFace Evo専用」クロックの方が音質向上効果が大きいです。これは本当にここだけの話しです。

 


UDT-1

USB-DDCとしては24/96なので最新スペックとは言えません。では何が良いのかと言えば、入力がUSB/同軸x2/光x2と5つあって、出力が同軸/光/JAVSLINKのI2Sと3系統常時出力なんです。
これだけのセレクターやコンバーターを買おうと思ってもこの価格は魅力です。
更に内部処理の信号をリクロック。更に切り替えて使えるアップサンプリング機能も搭載。
セレクターを使うとその部分で音が悪くなるものですが、UDT-1は音が悪くならないか音が良くなるセレクターとしても使えます。というかそのように使ってる方が多いです。

 


nano/S

お陰さまで本当にロングセラーになってます。
手のひらサイズというか握れるサイズのUSB-DDCで、出力は光出力にもなるしヘッドフォン出力にもなる便利なやつです。
USB Audio Class1.0動作なのでLinuxでお使いの方が意外に多いようです。

 


nano/V

nano/Sをベースに機能向上させたモデルです。
光&ヘッドフォン出力兼用だったnano/Sから光出力とアナログ出力を同時使用できるよう2出力にしました。
更に音量ボタンも追加し、nano本体でボリューム調整できます。これはノートパソコンとnano/Sを持ち歩いてポータブルプレイヤーにしてるというユーザーの方がいらっしゃったので、ボリューム調整できたら便利だろうと言うことで企画しました。
更にnano/SからDACチップをかえ周辺回路もマッチングし直しました。
音は元気な/S、素直な/V、となってます。

 

USB-DDCはDACやアンプに比べて目立ちにくい機材です。
どの機種も音も使い方も違うモデルです。

PCオーディオをはじめるとして、最初に買うべきか、後回しにすべきか、今ある機材と聴きたい曲によってお勧めの順番が変わってきますので、お気軽にご相談ください

 

 

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