音の世界にこだわりたいけれど、「どのイヤホンを選べばいいのかわからない」。
そんな方に向けて、SONICAST（ソニキャスト）の人気イヤホン、direm-E3 と direm-ProMaster の違いを分かりやすく解説します。
どちらも同じdiremシリーズですが、音のチューニング・使い方・目指す世界がまったく異なります。
この記事では、「自分に合うのはdirem-E3か、direm-ProMasterか？」を明確にできるようにまとめました。
1. 共通する魅力 “音を曇らせない”SONICASTの哲学
まず最初に知っておきたいのが、両モデルに共通する音作りの基礎思想。
SONICASTのdiremシリーズは、音響機器ブランドでありながら、モニターライクな解像度と、音楽的な聴きやすさを両立させています。
その両立を実現させたのが、音響工学博士の技術とノウハウです。
Bluetoothイヤホン全盛の今だからこそ、「あえて有線で音を極めたい」ユーザーに選ばれている理由があります。
- ノイズを最小限に抑えたクリアな音像
- 長時間聴いても疲れない自然な中域
- 手の届く価格でハイエンド並みの再現力
direm-E3もdirem-ProMasterも、この「音を曇らせない思想」をベースにしています。
2. direm-E3 “はじめての高音質”に最適な万能モデル
direm-E3は価格を超える高解像度サウンドで人気のベストセラーモデル。
7,000円前後という手に取りやすい価格ながら、中高域の透明感と定位の正確さが際立っています。
▶ 特徴
- 明るく抜けの良いサウンド
- ボーカルが前に出るチューニング
- スマホやポータブルDACでも鳴らしやすい
- 軽量で長時間リスニングに最適
▶ こんな人におすすめ
- 有線イヤホンを初めて試す人
- ASMRやポッドキャスト、YouTubeをよく聴く人
- 通勤・通学で毎日使いたい人
- 「1万円以内で後悔しないイヤホンが欲しい」人
direm-E3は“聴きやすさ”と“高解像度”を両立しているため、初めてのアップグレードイヤホンとして最適です。
3. direm-ProMaster 音の本質を追求するプロ仕様
direm-ProMasterは、diremシリーズのフラッグシップとして設計された、音の真実を描くためのイヤホンです。
direm-E3よりもレンジが広く、低域の深みと高域の伸びが格段に向上。
音楽制作・動画編集・モニタリング用途にも対応できるレベルです。
▶ 特徴
- 音の分離・空間表現が圧倒的
- 原音に忠実で、録音環境をそのまま再現
- DACや高出力アンプで真価を発揮
- 金属筐体による共振の少ない音場再現
▶ こんな人におすすめ
- スタジオモニター的な“正確な音”を求める人
- DTMや音声編集、ASMR制作を行う人
- ハイレゾ音源やUSB DACを活用している人
- 「イヤホンで作品を聴く・作る」人
direm-ProMasterは単なる“上位モデル”ではなく、“音を仕事にする人”が選ぶイヤホンです。
4. 比較表で見る違い
| 項目 | direm-E3 | direm-Pro Master |
|---|---|---|
| 価格帯 | 約6,000円 | 約13,800円～ |
| 音質傾向 | 明るく抜けの良い中高域重視 | 原音忠実・全帯域フラット |
| 向いている用途 | 音楽・動画・ASMR・普段使い | モニタリング・制作・分析的リスニング |
| 必要な機器 | スマホ・PC直挿しでもOK | DAC／アンプ使用で真価発揮 |
| 聴き疲れ | 少なめ | やや分析的（長時間でも快適） |
| デザイン | 軽量・カジュアル | 金属ハウジング・プロ仕様感 |
| ターゲット層 | オーディオ入門者・一般リスナー | 音楽制作者・音質追求者 |
5. 実際の選び方 ― 「生活で使う」か「作品で使う」か
イヤホン選びは、どんなシーンで使うかで決まります。
- 生活の中で音を楽しむなら → direm-E3
- 軽くて聴きやすく、スマホ直挿しでも十分満足。
- 通勤やカフェでの音楽、ASMR視聴にぴったり。
- 音の細部を知りたい・創りたいなら → direm-Pro Master
- 音の立体感や定位を把握できる精度。
- DTMや録音、音質比較などプロユース向け。
6. 最後に direm-E3で“始め”、direm-ProMasterで“極める”
どちらも「音の本質を伝える」という同じ方向を向いています。
迷ったときは、まずdirem-E3でdiremの音を体験し、
そこからさらに世界を広げたくなったときにdirem-ProMasterにステップアップするのが理想です。
direm-E3は“スタートライン”、direm-ProMasterは“ゴールライン”。
どちらもあなたの音楽生活を確実に変えてくれる1本です。
