インテル N100は低電力プロセッサでPCオーディオ用途でも人気となりました。
このNシリーズプロセッサーは、低電力のEコアのみを搭載しており、高性能のPコアと組み合わせた一般プロセッサーとは異なり、完全に電力効率特化のプロセッサーです。高い処理パワーを必要とせず、電力効率の高いNシリーズがPCオーディオに適してます。
このNシリーズで最も人気なのがN100で、Eコアのみと言っても10年前のi3のパフォーマンスを上回ります。
Webブラウザや、YouTube再生程度であれば動作速度に問題ありません。
このN100はEコアを4基搭載し、TDPが6Wとなっています。
Twin Lake
Twin LakeはAlder Lake-Nシリーズの後継で、CPUにEコアのみが搭載されています。クロックは多少異なりますがコア構成は同じです。
Twin Lakeは新アーキテクチャではなく、Alder Lake-Nプロセッサのマイナーチェンジのようです。
前回と同じくSKUは4種類で、命名規則も同様です。
Twin Lake N350
最近登場したTwin LakeのN350は、EコアをN100の倍となる8基搭載していますが、TDPは7Wに抑えられています。
PCオーディオ用に今から安価に組むのであればN350が最適とも言えます。
下位のN150やN250もPCオーディオで使えますが、TDPが6Wで4コア搭載なのでN100とほとんど変わりません。
上位にはN355がラインナップされてますが、TDPも消費電力も高くなっています。