メーカーさいこう 「JAVS」

今回はJAVSです。

JineungAudioVisualSystem、ジヌンオーディオヴィジュアルシステムでジャブスです。

2009年のヘッドフォン祭りで初公開し、2010年の3月にJAVS日本発売第1弾、デジタルトランスポーター「UDT-1」を発表しました。

UDT-1はUSB入力は24/96ですが、24/192対応の光入力と同軸入力を2個ずつ搭載し、合計5入力で、その5入力から選択したソースを同軸&光&JAVSLINK(I2S)で常時同時出力するトランスポーターで、4年経った今も現役機です。

現役の理由は、5入力、常時3同時出力というマルチ入出力で、デジタルセレクターとして使える点です。
デジタルセレクターは他にもありますが、JAVSのUDT-1が単なるセレクターではなく、4年以上も現役機種でいる最大のポイントはUSB部こそ24/96ですが、同軸と光入力を2つずつ計4入力あり、その入力信号をリクロックして出力するので、多くの環境でUDT-1を経由した方が音が良くなります。
セレクターというと必要だから使っているだけで音質を考えたら使わない方が良い、という物ですが、その常識を覆し、セレクターは必要無いけれどリクロックさせるために使うという方もいらっしゃるのでUDT-1です。

はじめてのJAVS

はじめてJAVS製品を知ったのはzionote設立の数年前で、某PCオーディオメーカーのアドバイザーをやっていた時にサンプルを見たのが最初です。
「これまで生産や開発の外注を受けていたメーカーが自社ブランドでスタートしようとしている」とのことでした。
どんな製品の開発をしていたのかといえば、私も知っていたマイクプリアンプやオーディオインターフェイス、DAコンバーターなどがありました。
開発だけでなく生産も請け負うということで、生産ラインも持っている点がそれまでのPCオーディオメーカーとは異なり興味を持ちました。

その後、その会社は既存ブランドに注力することになり他ブランドの取り扱い企画はやめ、私もStyleaudio製品を輸入するためにzionoteを設立しました。

JAVSスタート

2008年にzionoteをスタートさせ、出荷やテクニカルサポートのスタッフも入ったことで私はメーカー協力の仕事を復活させ、その一環でJAVSのメーカーであるジヌンエレコム社へ行き、社長と何度か打合せをしながら日本販売の準備を進めました。

そして2009年にUDT-1とDAC-2MARCHの先行量産モデルとnanoの試作品をヘッドフォン祭りで初公開しました

そして2010年3月にUDT-1nano/Sを、同年8月にnano/V、9月にDAC-2MARCHを発売しました。

DAC-2MARCHはADコンバーターをUSB入力に入れ替えたDAC-2USBが現行機となっていますが、UDT-1、nano/S、nano/Vは今でも現役の人気機種となってます。

JAVSがロングセラーの理由

UDT-1は他製品には無い珍しい仕様ですが、nano/Sとnano/VはUSB入力でヘッドフォン出力という点を見れば他に多くあるUSBオーディオ製品です。

nano/SはUSB入力、光&ヘッドフォンのコンボ出力で、DACとしてもDDCとしても使え、USB Audio Class 1.0対応なのでLinuxのUSB-DDCとして使う方が多いようです。

nano/Vはnano/Sをベースに音量ボタンを追加し、DACチップと周辺回路をアップグレードした上位機種で、ヘッドフォン&光のコンボ出力に加えアナログ専用出力も追加しました。

nano/Sもnano/VもクロックにTCXOを使い、正負電源で動作する本格仕様でも1万円以下の超ハイコストパフォーマンスモデルです。

その後のJAVS

2012年3月に大ヒットモデルとなったUSB-DDCのX-DDCを発売、翌2013年2月にマイナーチェンジモデルのX-DDCplusとなりました。

2013年は7月にバランス対応ハイエンドDAコンバーター、X-DAC-HDSDを完成させました。

アイソレーターを各所に搭載し、バランス&アンバランス出力、ヘッドフォンアンプ搭載と、JAVSテクノロジーの集大成モデルです。

X-DAC-HDSDをお使いの方が昨年のヘッドフォン祭りに来ていただき、「とても音が良いから家まで聴きに来てください」とまで仰っていただいたのが本当に嬉しかったです。
安い価格ではありませんが、価格と音質を考えれば、nanoシリーズやX-DDCシリーズと同じく、JAVSのハイコストパフォーマンスは変わりません。

2014年のJAVS

今年初めにX3-HDSD-DACとX3-HDSD-HPAを発売しました。

X-DAC-HDSDをベースに、音質をできるだけ維持しつつ、できるだけ低価格にと開発したモデルです。

JAVSLINK公開

そして今日、JAVSの特許技術、JAVSLINKを公開します。

個人使用であればご自由にお使い頂けます。

2014年商用ライセンスは24,000円。
ジヌンエレコム社の協力でX3-HDSD-HPA(税別40,000円)が特典で付いちゃいます!
JAVSLINKで開発をしない方でも、特典目的に2014年ライセンスをお申し込みされてももちろん構いません。

これからのJAVS

ジヌン・オーディオ・ビジュアル・システム、ジャブスはHi-End on Desktopをコンセプトに研究を続けます!

※ポータブルやAirPlay製品も研究してます。

 

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