izo:ヘッドフォンアンプって何?という時代から

pd-t

M2TECHのhiFaceではDDCの説明が必要でした。
StyleaudioのCARATではUSB-DACの説明が必要でした。
その機種が登場するまで、DDCもDACもその言葉さえあまり知られてなかったからです。

StyleaudioのUSB-DACを扱う前に、ESI(AUDIOTRAK)のDR.DACという機種の発売準備の仕事をした経験がありましたが、その時もDACを使う意味の説明が必要でした。
それまではDTMの変換器としてのDACはありましたが、音質向上のためにオーディオで使える内容ではありませんでした。

ヘッドフォンアンプ

それ以前にDR.HEADというポータブルヘッドフォンアンプの仕事をしてましたが、検索してみるとささきさんのブログがヒットして、今から10年前のことでした。
「DrHeadゲット!」(Music TO GO!:2004年08月13日)

izo設立

この会社が本社とゴタゴタになったため、社長と他のスタッフ達と一緒に辞めて作ったのがizoです。
izo初の製品は2006年5月発表でした。

DDCやDACと同じく、ヘッドフォンアンプという製品が何に使うのか知られていないため、ヘッドフォン専用アンプとして説明させてもらったことがありました。
「1から設計したヘッドフォンのための専用アンプ――izo“R.Spec”「iHA-1」」2006年6月7日
※秋葉原の引っ越し前の麻布オーディオの2階で話して、中野のフジヤエービックさんで撮影した記事です。

8年前です。この8年で、ヘッドフォンアンプはかなり広まり、USB-DACやUSB-DDCとUSBオーディオと共に、パソコンでの音楽鑑賞が定着しました。

モバイルオーディオ玉石混淆

そこから更に今ではポータブル、モバイルに移ってますが、小型製品で更にバッテリーまで内蔵するとなると、音質ではどうしても不利な点があります。更にDAC機能やUSB回路まで搭載となると、1つ1つの機能はどれだけ作り込まれているのかと見て考えればそれぞれが犠牲にならざるを得ません。簡易的に作るか、ワンチップICを使って済ますか等です。

ICの技術進歩でワンチップの方が良い場合もありますが、音質ではなくコストやサイズが目的のためのワンチップ化だと音質向上は望めません。
小さくて凄い、バッテリーまで内蔵で便利、それらの多くはワンチップ回路でコストダウンとダウンサイジングをしたものでしょう。

アンプに内蔵されていたデジタル入力機能を、わざわざ外付けで単体DACとして製品化したのは、高級DAC-ICを使い、I/V変換回路などコストとスペースを使ってでも音質を向上させるためです。
ワンチップ回路だとI/V変換を外付けせずDAC-ICだけで済ませてしまっていたり、MP3プレイヤーに使われるようなワンチップヘッドフォンアンプを使ってヘッドフォンアンプと言ってる機種もあり、本来DACやヘッドフォンアンプを外付けにして音質を向上させるという意味さえ無くなってしまってます。

izo初製品から8年

izoは最初の製品、iHA-1を発売した2006年から今年で8年。
USB回路、DAC、DDC、ヘッドフォンアンプと開発、調整、品質と、技術と経験を高めてきました。
iHA-1を完成させて私はizoを離れましたが、ここ数年はzionoteとしてizoに協力し、System13、そしてz-Tuneを完成させました。
統合機のiHA-21EX-2013とiHA-21EX-Z、ヘッドフォンアンプのiHA-32-2013とiHA-32-z。
音質で最高レベルに達している国産機です。
izo製品であって、zionote製品ではありませんが、日本製だけあってブランドとしても製品自体としても一番私のこだわりを込められるモデルです。

izoの今とこれから

iHA-32-z
iHA-32-zの音は、これほどのレベルの音が日本ブランドでもあったのかと感嘆させる音質を達成しています。

iHA-21EX-zII
iHA-21EX-zIIはUSB-DDC、USB-DAC、DAC、ヘッドフォンアンプと全てにおいてハイエンドオーディオ。
OPAMPに627のBMを使った市販モデルでこの価格は考えられません。

ポータブルヘッドフォンアンプのS1は数年前に発売間近まで行きましたが、諸事情によって大幅な仕様変更を決断し、まだ開発を続けてます。