WNAS3のCD再生は、CD PlayとCD CACHE Playという二つの機能があります。

1. CD PLAY

CD再生は2種類あります。リッピング、そして再生です。

WNAS3はリッピングと同時に再生を行います。
最初に入れたCDはリッピングと再生を同時に行います。CDを入れると、そのCDを再生して保存したか5番ドライブを検索します。
もし以前に再生し、リッピングが完了してある場合は読み込みをせず、5番ドライブに保存されたキャッシュデータからCDの全ての情報をメモリーに読み込んで再生します。

なぜCDPモードが三つあるのでしょうか?

CDプレイヤーはFAST READOUT、SLOW READOUT、ACCURATEの3つのモードがあります。

CDはデジタル方式と知られています。
LPのように読むたびに条件が変わり音が変化せず、正確な情報を読み込むと思われています。
しかし実際はそうではありません。

HDDを例に挙げると、1度の読み込みで正確に読み込める時もありますが、時間が経過するとデータトラックが老朽化し、何度も読み込まないと正確なデータが得られない場合もあります。そうなると正確なデータ読み込みができるように他のトラックにデータは移されます。これが繰り返されると、予備のデータトラックが無くなっていきますが、データ用HDDは1Bitも間違ってはならないために、このような処理を行っています。1Bitの間違いもなく正確に読み込むために、時間の制約が無く、永遠に読み込んだとしても正確な情報を読み込みます。
古いパソコンが非常に遅い理由は、CPUが遅い理由もありますが、多くのHDDが古くなって速度が大幅に低下してる理由もあります。それで、古いパソコンでもSSDや新しいHDDを入れると、かなり速くなる場合が多くあります。

しかし読み込む方法は何種類かあります。
正確に読み込むまで時間の制約なく何度でも読み込みを繰り返す方法と、1Bitでも間違えがあれば完璧になるまで読み込みを繰り返すのではなく、ある程度読み込んで駄目ならば、この場所は不良ですと通知して次の読み込みを続ける方法もあります。

ビデオや音楽を再生する時、少し違う情報が読み込まれると、再生を止めてでも正確に読み込むまでずっと読み込み続けるのは良い方法でしょうか?
少し読み間違えがあったら画面や音に少しノイズが発生してでも、映画館で観るように停止せずに見続けたいでしょうか?正解はありません。

この例えを挙げた理由は、CD再生も同じだからです。

ACCURATEモードは、先に説明したPC用HDDと同じです。正確なデータを読み込んでから次のデータを読み込みます。

FAST/SLOWモードは後者の場合で、時々データが少し間違っても先の読み込みに移ります。
FASTはCD一枚を読んでメモリーに取り込めば、長時間の読み込み行う事は無いのでCDモーターは安泰です。
SLOWは再生する速度に合わせて読み込みます。

一般的なCDプレイヤーはどうなってるのでしょうか。

一般的なCDプレイヤーは、一度読んだところは再び読み込みません。再び読み込む場合は非常にうるさい動作の時です。SLOW READ OUTとほぼ同じ動作で、最終的にCDから読み取った情報が少し正確ではありません。

CDはLP時代を終わりにした張本人でしたが、当時のCDはPC用HDDのように正確な情報を読み取るようにした場合、時間経過どおりに読み込めないCDが続出しました。しかしCDの規格は年月が経過しても読み込めるように、間違ったデーターでも認めてます。間違ったデータ一が1つ2つあっても、隣接する情報の数値から推論することができるからです。このような情報が継続的に少しずつ間違って処理されているのがCDです。

皮肉なことに、このように継続的に情報が間違って補正を繰り返すと、音が静かに聞こえ、つまり正しい情報を失って情報を構成することと、LPF(LOW PASS FILTER:低域通過フィルター)は共通する部分があります。これは音楽的なものであると言えますが必ずしもそうとも限りません。

FAST READOUTは一般的なCDプレイヤーのように一度だけ読むわけではありませんが、ACCURATEのように過度に正確な情報を追い求めることはありません。
最近のCDドライブは、CDプレイヤーと比べて数十倍速いので可能な事です。何度でも読み込んでも、実際の再生速度より速いためです。

WNAS3のCD再生

WNAS3のCDプレイヤーはメモリープレイヤーです。つまり、メモリー上にあるCDトラックを演奏する機能です。メモリーにあるCDトラックがCDから読み込まれたかどうか、HDDから読み込まれたかどうかを区別しないということです。

これらによって、ネットワーク層に比べて音質的な強みがあります。一枚のCDだけを対象に、最適の条件を作成、再生します。メモリーの音源を再生するときに発生する使用率は、フォルダの中の情報枚分である場合、メモリープレーになるようにする予定です。このように、CDを読む行為とCDを実際に再生する行為を明確に区別して、CDの情報をCDまたはHDDから読み取り、差が出ないようにしたということです。
これにより、単一のCDに対して最初の一回目の再生はリッピングを行い、再生はファイル再生となります。そのためWNAS3のCDプレイヤーは二つの観点で見る事になります。

 

2. CD CACHE PLAY

これまでの説明のとおり、CDプレイヤーはリッピングと再生の部分に分かれ、2つのモードともCDを入れて使用する方法です。

ところがCDプレイヤーモードでCDを入れなくても、画面に数字とタイトルが表示されます。prev / nextを押して選択も可能です。playを押すと再生もします。一度再生を開始すると、実際のCDの再生と変わりません。全ての情報を5番ドライブにキャッシュして全て保存してあるからです。

つまり、一度入れたCDは、再度入れる必要はありません。

ですが、聴きたいCDを選択したくても、表示が日付のみとなっていては選択が困難です。ところがこの情報は、WNAS3が完全な形のタイトルとトラック情報に自動的に切り替えて表示します。WaversaSystemsが準備中のアップデートでは、CDデータベースのアルバム画像も一緒に表示する予定です。

それでもCDの名前を設定したい場合は、playをクリックし、クイックセットのCD Editのタイトルなどを入力し、Saveをすると、自分が入力したタイトルで表示されます。

今後CDプレイヤーとCDキャッシュプレイは、様々な利便性のため2つに分ける予定です。
ソースが多すぎて、入力選択に時間がかかる場合には、使う入力選択だけを指定できるようにする予定です。