2017年11月、IRI/SONOCOREイヤフォンで聴く8曲

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イヤフォンで聴く8曲

  1. 打上花火 – DAOKO × 米津玄師
  2. How Long – Charlie Puth
  3. Cut To The Feeling – Carly Rae Jepsen
  4. ステップアップLOVE – DAOKO × 岡村靖幸
  5. Feels ft. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean – Calvin Harris
  6. Beautiful Now ft. Jon Bellion – Zedd
  7. Imagine Dragons – Believer
  8. Glory Days – 尾崎裕哉

CSR100で聴くならこの3曲

  1. Glory Days – 尾崎裕哉
  2. 打上花火 – DAOKO × 米津玄師
  3. Imagine Dragons – Believer

LX10で聴くならこの3曲

  1. 打上花火 – DAOKO × 米津玄師
  2. How Long – Charlie Puth
  3. Feels ft. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean – Calvin Harris

KELLAN601で聴くならこの3曲

  1. How Long – Charlie Puth
  2. 打上花火 – DAOKO × 米津玄師
  3. Beautiful Now ft. Jon Bellion – Zedd

今回のイヤフォン

2017年11月、IRI/SONOCOREイヤフォンで聴く8曲 1
CSR100
2017年11月、IRI/SONOCOREイヤフォンで聴く8曲 2
KELLAN-LX10
2017年11月、IRI/SONOCOREイヤフォンで聴く8曲 3
KELLAN601

CSR100
このイヤフォンで聴くべき曲の1つと言える。このイヤフォンよりも良いイヤフォンはたくさんあっても、この音で楽しませてくれるイヤフォンはこれだけ。エージングが進むとボーカル専用スピーカーを追加したようにランクアップ。エージング後のこのイヤフォンで2:20からの男女ボーカル部を聴いてほしい。

KELLAN-LX10
このイヤフォンのダイナミックレンジの良さ、定位の分解能、ストレートなサウンド、それらがボーカルを丁寧に鳴らす能力に現れる曲。この曲では男性ボーカルより女性ボーカルの方がうまく鳴らすと聞こえる人が多いはず。エージングが進むと、この曲の意外な重低音も楽しめる。

KELLAN601
女性ボーカルのかすれと瑞々しさに共通する魅力を感じるのならこのイヤフォンでこの曲がお勧め。エージングが進むと女性ボーカルと女声コーラスの表現、ベースの音程が更に向上する。男性ボーカルも艶が出てきてユニゾンの情報量が増し、掛け合いの盛り上がりも増す。

CSR100
イントロから印象的なベースのリズムもボーカルも明確に楽しめる。エージングが進むとイントロのハンドクラップまで良い音で鳴りだして変わりっぷりにウケる。※それくらい箱から出してすぐの音が悪いって事でもあり。

KELLAN-LX10
ベースとボーカルのバランスを絶妙に楽しる。このイヤフォンで夜中か早朝の人のいない街を抜けながら聴いたらハマりそうな1曲。エージングが進むと大型スピーカーで鳴らしてるように低音の底が更に沈み、ベースやボーカルの響きがランクアップする。

KELLAN601
コーラスとバッキングに奥行きを感じられ、ボーカルは耳元に感じられる。聴いているうちにかなり低音も鳴ってると感じられる。エージングが進むと男性ボーカルの表現が向上しコーラスとバッキングの表現とベースの音程が明瞭になる。

CSR100
バイノーラル録音のようなオープニングでこのイヤフォンの楽しさを感じられる。ハイトーンのボーカルとベースとバッキングのノリの良さを楽しめ、エージング後は高域用のスピーカーが追加されたかのように、コーラス、シンセ、特にボーカルのハイトーンが最高に楽しめる。

KELLAN-LX10
このイヤフォンは、この曲も他の曲でもシンセベースの心地良さがある。そこにハイトーンの女性ボーカルが乗るこの曲は、このイヤフォンでお勧めの1曲。エージング後は低音の量も質も向上してシンセベースの迫力が増し、ハイトーンボーカルも更に伸びる。

KELLAN601
コーラスの奥行きが深く曲のスケールを大きく楽しめる。ボーカルがいくつも重なっていたり繋げられてるのが聞き取れる。

CSR100
オープニングのバスケットボールの音で、このイヤフォンがこの曲に合ってると予感できる。男女のボーカルのコンプ加減が良い感じで帯域が狭く、クリアなバッキングと絶妙なバランスの曲を良い感じでバラけて聴かせるCSR100がおもしろい。エージングが進むとイントロのアタックからドラムのアタック、シャープなボーカルがゴージャスに鳴ってくる。

KELLAN-LX10
バスケットボールが弾む音はCSR100が勝るけれど、バスケットボールがゴールにガシャンと当たる音はLX10が良い、というとどんな傾向か想像できるでしょうか。ベースのアタックもこの曲ではLX10の方が心地良いかもしれず。エージングが進むと倍音が増えバッキングとボーカルが伸びてくる。

KELLAN601
傾向はLX10と近く、ボーカルを楽しむには数十時間のエージング後から。エージング前でも3分過ぎの間奏からラストにかけてのバッキングで、このイヤフォンのポテンシャルを感じられるはず。エージングが進むと固く素早い低域、そして女性ボーカルの表現が向上する。

CSR100
ベースの明瞭さが心地良い。ボーカルのエフェクトも聞き取れるイヤフォンのポテンシャルを感じられる。意外とこういう曲でイヤフォンを含めてオーディオ機器と能力を測れるのも音楽のおもしろさ。エージングが進むと男性ボーカルとラップが最高のサウンドで鳴ってくる。

KELLAN-LX10
CSR100同様にベースの明瞭さを心地良く楽しめる。シンセと女性ボーカルのバランス感はLX10がノリが良い。エージングが進むと低音の底が更に沈んでベースの心地良さとボーカルとラップの明瞭さも向上する。

KELLAN601
601のダイナミックレンジの広さをこの曲で意外に感じられる。後半のラップと女性ボーカルの掛け合いもしっかりと楽しめる。エージング後は音の明瞭さが増してラップとボーカルの軽妙さを更に楽しめる。

CSR100
サビのコーラスが印象的な曲で、4つ打ちキックが明瞭で、ベースとのからみが心地良い。スピーカーが何個入ってるんだ?と不思議になる壮大なサウンドが楽しめる。

KELLAN-LX10
男性ボーカルとコーラスの表現が良い。そしてベースをなぜかCSR100より力強く聴ける。この強力な低音はCOA-803を少し彷彿させる。エージングが進むとCOA-803ワールド。

KELLAN601
LX10と同じ傾向ながら、男性ボーカルはLX10でコーラスは601が好ましい。このコーラスを含めてかすれた感じの音は601が得意なサウンド。エージングが進むにつれ強力な低音が鳴りだす。

CSR100
ボーカルが特に明瞭。ギター、ドラム、ベースが明確で独特なバランスを楽しめる。ベースとドラムに固いスピード感を求める人にマッチする鳴り方。

KELLAN-LX10
Beautiful Nowと同じく、この曲でもLX10の意外な強力な低音を楽しめる。サビの地を這うような低音を楽しめる。エージングが進むと低音用スピーカーを追加したようにCSR100のような固くスピード感のあるベースとドラムへランクアップする。

KELLAN601
LX10と同じく強力な低音を楽しめる。601のダイナミックレンジとステージングのパフォーマンスを聴いて楽しめる1曲。エージングが進むと高域の抜けが向上してボーカルの明瞭さが増す。「Beautiful Now」と同じく、かすれた音に魅力のあるイヤフォンだと実感する。

CSR100
ボーカル専用スピーカーと演奏用スピーカーと重低音スピーカーが鳴っている感覚は他のイヤフォンではちょっと味わえない。COA-803は超バカ低音にパラメーターを振ったステータスだったのが、全方位に振るとこういう音もアリなのかと、相変わらず他とは違うイヤフォンの楽しさを教えてくれる。

KELLAN-LX10
この曲って重低音系だったのかと言う音で聴かせてくれる。それでいてボーカルは耳元でしっかりと明瞭に聴ける所にSONOCOREのCO-Axialテクノロジーを感じる。エージングが進むとボーカルと低音用スピーカーを追加したようにランクアップし、ボーカルの表現も向上する。

KELLAN601
ベースと男性ボーカルの力強さ、コーラスとシンセ、パーカッションの浮遊感、そしてそれらが合わさる高揚感を楽しめる1曲。エージングが進むとダイナミックレンジと高域のヌケが向上して男性ボーカルが明瞭になってコーラスの表現も聞き取れる。

ダイナミックドライバーを低域用と中高域用を同軸上に搭載したCO-Axialテクノロジーで、超強力な低音で大ヒットしたCOA-803を生み出したSONOCORE。
あれから6年、CO-Axialテクノロジーは、後継のCSR100へと進化を続けています。
そしてCO-Axialテクノロジーの研究により、シングルドライバーでのチューニング成果を形にした、KELLAN601、LX10もラインナップ。

この3つのイヤフォンを使った曲紹介でした。