初めてのOPAMP交換

オーディオ機器のチューニング

オーディオ機器のパーツを換えて音を調整する改造方法があります。
ヘッドフォンアンプやDACなどは、OPAMP(オペアンプ)という部品がソケット式で交換しやすくなっている場合があります。

天井の照明の丸い蛍光灯を交換する時に、照明器具から伸びるケーブルの先に付いているソケットを蛍光灯につなげますが、OPAMPもソケットになっていれば、半田ごてを使わずに付け外しできます。

OPAMP交換、その前に

まず最初に、OPAMP交換は改造になるので、一般的にはオーナーの方の自己責任になります。
しかし、ヘッドフォンアンプやパソコンのサウンドカードなどでもOPAMP交換できる製品もあり、部品の付け外しで簡単に音質をチューニングできるので楽しまれています。

  • 交換OPAMPは8個の金属ピンで付け外しします。
  • OPAMPは取り付けの向きがあるので注意が必要です。
  • 金属ピンは曲がりやすく、折れることもあるので注意が必要です。

※メーカーや製品によって異なりますが、一般的には基板や部品が破損すると有償修理になるので十分注意してください。

OPAMPについて、オーロラサウンドさんの「音松のオーディオクラフト」が参考になりますのでご覧ください。
特に、「オペアンプ交換の時によくある質問とその回答」、「オーディオ用OPAMP 音質比較」が参考になります。

X6-DAC-femtoのOPAMP交換

X6-DAC-femtoは、RCA出力用、XLR出力用、ヘッドフォン/イヤフォン出力用の3箇所のOPAMP交換が可能です。
X6-DAC-femtoのOPAMP交換レイアウト

OPAMPはステレオ仕様のデュアル(2回路入り)と、モノラル仕様のシングル(1回路入り)の2種類がありますが、X6-DAC-femtoは3箇所全てでデュアル仕様を使います。
※シングル仕様のOPAMPを2つ使って、1つのデュアル仕様OPAMPとして使う変換基板も存在します。

  • RCA出力用OPAMP
    ケースを開けて、基板の中央右にあるOPAMP。
  • ヘッドフォンアンプ用OPAMP
    フロントパネルのイヤフォン出力端子のすぐ後ろにあるOPAMP。
  • XLR出力用OPAMP
    ヘッドフォンアンプ用OPAMPの後ろに縦に2個並んだOPAMP。
    ※XLR出力はバランス出力でステレオの2倍のチャネルが必要なので2個使用します。

OPAMPの購入

OPAMPは、メーカーから買うのは一般的ではないので、秋月電子さんマルツオンラインさんdijikeyなどで購入します。
価格は1個数十円から、1個1万円を超えるものまでありますが、多くは数百円です。
海外で安く売られている場合もありますが、偽物もあるので国内の信用できる場所で探すのが良いと思います。

X6-DAC-femtoとOPAMPの相性

感想には個人差がありますが、X6-DAC-femtoで使ったレビューでは大まかに以下のような評価です。

  • OPA2134:バランスが良い、安い
  • OPA128SM:良い、高い
  • OPA627BP、OPA637BP、OPA637AU:中低域に優れる特徴がある
  • AD797:艶がある
  • LME49710、LME49820:高域に優れクリアー
  • MUSES系:あまり相性が良くない
  • LT系:低域に特に優れ、全体的にX6-DAC-femtoと相性が良い。

OPAMP交換後、、

OPAMPを載せ替えて、すぐに音の変化を感じられますが、あまり変わらない製品もあります。また時間が経つと徐々に変化が現れる場合もあります。
OPAMPもエージングで変化する部品で、最初の数時間から数十時間はどんどん変わってくる場合が多いです。そして100時間から200時間はエージングが必要という製品もあります。

OPAMPを交換の際は、元の音の違いや、OPAMP交換作業のご感想など、ぜひお聞かせください

 

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