良いアップサンプリングと悪いアップサンプリング/X6-DDC-femtoのリクロック

X6-DDC-femtoが好評で品切れとなっておりますが、近日中にメーカー出荷となります。
X6-DDC-femtoの最大の特徴は「音が良い」という点に尽きます。
その音が良い理由はいくつもありますが、実際に使ってみて最大のポイントはJAVSが開発したリクロック機能です。

アップサンプリング機能をオンにした際にリクロックを行う機構をX-DDC-Reserveに搭載し好評でしたが、アップサンプリングを使わない時にリクロックを使える機種を出してほしいというリクエストを多くいただきました。

アップサンプリング、使う?使わない?

アップサンプリングを積極的に使う人と否定的な人がいます。
肯定派は音が良くなると感じるからで、否定派は音が変わるのは分かるけれど良くなってないと感じるからです。

アップサンプリングで音が悪くなる原因は、元の音楽データの周波数が44.1kHzに完全に正確というのは難しく、どうしても若干か大幅にか正確ではない状態で再生されます。パソコンやポータブル機器、低コストなオーディオ機器では価格と引き換えなので仕方ありません。
高精度に正確ではない44.1kHzの周波数のデータを、2倍の88.2kHz、4倍の176.4kHzにすれば、正確ではないズレ(ジッター)も比例して大きくなります。これが音が悪くなる原因の1つ、と考えられてます。

良いアップサンプリングと悪いアップサンプリング

JAVSが考えた対策が、曲データの周波数を2倍や4倍に掛けるのではなく、曲データの周波数を検知して、高精度に2倍や4倍の周波数を生成して処理する、完全なリクロック機構です。
元の周波数を検知して、新たに高精度にクロックを生成するので、2倍や4倍ではなく元と同じ周波数を生成すればx1リクロックも可能で、アップサンプリングではないリクロックも可能になりました。

これが、アップサンプリングではない、JAVSのクロックジェネレートのリクロック機構です。

同時に、JAVS独自のI2S接続規格、JAVSLINKもアップデートし、DSD対応、384kHz対応でJAVSLINK3となりました。

USB接続で384kHzの再生も可能ですが、光接続は96kHz(今ではほとんど192kHz対応になってますが元々は96kHzまでの規格です)、同軸接続は192kHz対応なのはSPDIF規格です。
そのためにUSB-DDCを使ってパソコンから384kHz再生を行っても、DDCからの先であるDACにデジタル接続で384kHz再生が行えません。
JAVSLINK3はデジタル接続でDSD再生も384kHz再生も可能にする技術です。

話しは戻ってX6-DDC-femtoのリクロック機能ですが、2倍や4倍のリクロックは、対応周波数に制限があります。
192kHzの曲を4倍にしたら768kHzで、これはX6-DDC-femtoでは処理できないので再生できません。
もちろん384kHzは4倍どころか2倍もリクロックできないので、x1だけ使ってください。
SPDIF接続の場合は192kHzが上限なので、192kHzの曲はx1リクロックまで、96kHzなら2倍まで、44.1/48kHzの曲なら4倍までのリクロック設定が可能です。

44.1kHzの曲、96kHzの曲、192kHzの曲が混在するパソコンで再生する場合、使えるリクロック設定はx1からx4までなので、x1か未使用のPassに設定してください。

CDプレイヤーやテレビやゲーム、44.1/48kHzソース固定の場合は、最大設定のx4リクロックを存分にお楽しみください。
リクロック設定をPass(未使用)から、x1に変えた途端に、周波数はそのままでアップサンプリングしてないのに一気に音が良くなって驚くはずです。
そしt、x1から2倍リクロック、2倍から4倍リクロックにすると、どんどん音が良くなるので、アップサンプリングが音が悪かったのではなくて、不正確なアップサンプリングが音を悪くしてたと分かります。そしてCDの音が素晴らしく良くなるので、色々聴き直したくなっちゃいます。

x1リクロックを使うためだけにでも、DACの上流にX6-DDC-femtoを入れる価値があります。
このリクロックの効果を、ぜひ体感してください。

X6-DDC-femtoは、秋葉原のオリオスペックさんで試聴展示中!

X6-DDC-femto

 

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