JAVS X3-HDSD-HPA レビュー(パート3)

渡辺様のX3-HDSD-HPAレビュー、パート3が届きました。

OPAMPをMUSES01に換えたX3-HDSD-HPAのレビューです!


 

2014年10月8日 第1回 X3とDSD音源、「自然で豊かな音」
2014年10月14日 第2回 X3とIL300とオープンヘッドホン「臨場感のある音楽空間」

JAVS X3-HDSD-HPA で始める DSD ③

第3回 X3の壮大な音楽世界、MUSES01の心に響く真実の音を
IL300が完璧に描写、「心が震える音」

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X3は標準でOPAMPにOPA2228を搭載しています。
このままでも高性能ですが、OPAMPを上級の物に交換すれば、どのくらい実力が隠されているか分かります。
低価格品を使えば、音の傾向は変わっても性能は下がるかもしれません。
X3の性能から見れば、OPAMPの候補はおのずと絞られます。

  • MUSES01 (2回路)
  • MUSES02 (2回路)
  • OPA627  (1回路)
  • OPA827  (1回路)
  • LME49990 (1回路)

どれも高性能で、ディスクリートアンプに近い性能を持つと言われています。
音の好み、DACとの相性の問題です。
X3の特徴は、ディスクリートアンプによる、豊かな音、広い音場、臨場感
私の好みは、伸びる高音、クリア、制動力のある低音、広い音場、立体感、
で、調べた結果、
MUSES01が高音が伸び、クリアで音場が広いというレビューがありました。
OPAMPとしては最高級の3500円でMUSES01を購入して、取り付けました。

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OPAMPにもエージングが必要だという話です。
なぜ半導体にエージングが必要なのか分かりませんが、どりあえず、ウォーミングアップがわりにスピーカーでBGMとして流しました。
ん? 全然違う音だ、

スピーカーでもクリアさが伝わります。
しばらく、スピーカーでいろいろな曲を流してみました。
一聴して分かるのは、クリアでくっきりした音になったことです。
音場も広くなり、立体感が増したようです。

ヘッドホン、イヤホンで聴くと、よりはっきり分かります。
まず、解像度が上がり、全ての音がくっきりと明瞭になったこと、
クリアで見通しが良くなったこと、音場がさらに広くなり、定位もはっきりしたこと、
より立体感が増し、臨場感が増しました。
そして、今まで聴こえなかった小さな音も、音場の中で沢山鳴っています。
高音はすばらしい伸びです。IL300で聴くと、まさに鳥肌が立つ高音です。
低音は、200Hz以下辺りを、少しブーストしてる感じです。IL300にぴったりです。

完璧です。

絶妙のチューニングです。
文句の付けようがありません。
今までの感動は何だったんだ?

これぞ「ハイエンドオーディオの世界」です。

すばらしい。

ディスクリートアンプ + ハイエンドOPAMPは圧巻です。

これこそ、X3の真の実力です。

5万円以下でこれだけ表現できるDACがあるでしょうか。

標準のOPA2228は、X3の音場の広さ、臨場感、DSD音源の良さを体験するための、お試し品にすぎません。
X3に500円クラスのOPAMPを装着しても、性能の半分しか味わえません。
OPA2228とMUSES01の違いは、同じ曲を聴き比べれば誰でも分かるくらい違います。
ミドルクラスとハイエンドくらい違います。

私はこれ以上、他のOPAMPを試す必要は無いと感じます。
まぁ、レビューのために試すかもしれませんが。
他のOPAMPを試したら、また報告します。
私と好みが似ているなら、MUSES01を勧めます。
MUSES01だけは9V以上動作です。
つまり、据え置き型DAC専用のOPAMPです。
据え置き型=高性能=じっくり家で鑑賞=ハイエンド向けというチューニングをしていると感じます。

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空間が大きすぎて、密閉型ヘッドホンでは表現しきれません。
オープンヘッドホンやスピーカーでないと表現できません。
細かいディテールはIL300でないと表現できません。
IL300はハイエンド環境に最適化されていることが分かります。

交響曲を聴くと、巨大なホールの臨場感を味わえます。
いや、ホールの存在すら感じません。

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X3 + MUSES01 + IL300 Affetto

 

宇多田ヒカル First Love リマスタリング 24/96KHz

この曲がこんなに壮大な曲だと思いませんでした。
CD版との解像度の違いは、IL300のレビューで書きましたが、リマスタリング版は空間表現が格段に良くなっています。雲泥の差です。
X3+MUSES01+IL300+マスタリングの空間表現は芸術です。圧巻です。
製作者の意図がそのまま伝わります。
まさかFirst Love で感動するとは思いませんでした。

First Love リマスタリング 24/48にダウン

レンジが狭くなった感じは少ない、24/96との差は小さい、24ビットの表現力は大きい。

 

First Love リマスタリング 16/44にダウン

荒さが目立つ、立体感が無い、表現できてない、情報量が不足。

 

First Love CD版 16/44

すっきりしてる、情報量に適した表現。

24/48と24/96の差は小さいが、16/44との差は大きい。

MISIA
アルバム NEW MORNING から
魔法をかけたのは君 24/96KHz

 

始まってすぐのボーカルは圧巻、
MUSES01ならではの迫力ある高音と表現力は、まさに心に響く”真実の音”
IL300による針のような高音と地に響く低音、果てしない透明度。
最後の曲、ライブ録音の Back in Love Again は圧巻、
アルバム全ての曲がハイレゾ用にマスタリングされているので、24ビットならではの空間を味わうことが出来る。
マスタリングの意思が全て伝わります。
ボーカル、シンバルの迫力、心に響く歌声、立体的な音楽空間、
こんな音楽を聴いたのは初めて。
鳥肌が立つ音。
心が震えます。
このシステムの真髄を見ることができる。
ぜひ24ビットで聴いてみてください。

MISIA – Back In Love Again (feat. Tomoyasu Hotei)

ハイレゾの情報量を活かしてマスタリングすれば、すばらしい表現が可能です。
X3はハイレゾの情報量を完璧に表現します。
X3の音楽を100%表現できるのはIL300 Affetto

AKG K702でもX3の良さを十分に味わえます。
但し、純正ケーブルではなく、透明度の高いケーブルを使うことによって、IL300のような透明で広い空間を味わうことができます。
X3とMUSES01の性能を引き出すには、イヤホン、ヘッドホンの性能が求められます。

X3、MUSES01、IL300はJAVS、ZIONOTE、JRC、UCOTECH、各社が本当に良い音を聴くために、技術と情熱を注いだ一品、
この3者が揃えば、まさに圧巻、圧倒されてしまう。
珠玉の音楽である。

 

【 X3 + MUSES01 + IL300  】

壮大な音楽空間に包まれます。
空間の中で、ボーカル、楽器、全ての音が光を放ち、絢爛な音の世界が作られます。
クリアで遠くまで透き通っていて、限りない広さを感じます。
緻密で繊細で、壮大で果てしなく、奥深い表現力。
天を貫く高音、大地に響く低音
壮大な音の世界、心に響く真実の音に心が震えます。

【 総括 】

JAVSのトップクラスの技術+A級ディスクリートアンプ+MUSES01+IL300は、未知の音楽空間を味わえます。
JAVSの技術力、コストパフォーマンスには脱帽します。
JAVSにハイエンドの性能でこの価格のDACを作らせた、ZIONOTEもすばらしいと思います。
X3は5万円クラスでは、まさに名機と言えるでしょう。
すばらしいの一言です。

次回はOPA627等との比較レビューをしますが、結果を言えば、他のOPAMPは私には必要ありませんでした。
X3のスケールの大きい音楽を、MUSES01は完璧に表現します。
他のOPAMPは少し傾向が違うので、私の好みではありませんでした。

【 参考 】

X3はOPAMPやUSB関連、電源関連、ヘッドホン、イヤホンを良いものを使うことによって、大幅に性能が上がります。
買ってそのまま使っても、本来の性能の6~7割くらいしか出していません。
本来の性能を出せば、5万円クラスとはクラスが違う音を出します。
現在、私は買った当初とは全く違う音を聴いています。
潜在能力が非常に高いです。

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