DynamicBA Technology

Wavelet DesignのOPUS1が搭載するダイナミックBAドライバーは、数々の音響技術特許を持ち大学で音響の教授も務めるLee博士の開発による特許技術です。

Lee博士に初めて会ったのは超指向性スピーカーの開発がほぼ終わってテストをしていた頃、zionoteを作る前なので8年以上前だったと記憶しています。
国際的に知られ使われている音響技術にも関わっていたり、様々な音響技術を開発している凄い人です。
そのLeeさんが新しいBAドライバーを開発したと聞いたのが去年の春。その新しいドライバーを搭載したイヤフォンのサンプルが5月には送れると聞いて、1年経っちゃいましたが、完成度を上げまくってOPUS1となりました。
今回公開する資料は1年前にもらったもので、測定データなどはPh.D Leeによるものです。
では!ダイナミックBAの資料をご覧ください。

 

ダイナミックBA

  • 従来のBAドライバーと可動コイル(ダイナミック)型の利点を合わせ、シングルドライバーで広範囲の音域をカバーする特許技術による最新ユニットです。
  • 従来のドライバーが3ドライバーで再生する音質を実現可能です。

 

従来のBA

  • 弱い磁場と狭い振動幅のために広帯域の再生が困難。
  • 素子の重さにより高周波帯の再生が困難。
  • 1つでは再生帯域が狭いため、高音質で広帯域を再生するためには複数のドライバーを使用する。
  • 製造プロセスが複雑で生産性が低く、得られる音質のわりに価格が高い。

ムービングコイル(ダイナミック)

  • BAと比較して20~10%という低いエネルギー変換効率。
  • 部分振動のため高周波数帯の再生が難しい。
  • 低周波数帯の再生は従来のBAより良好。

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ダイナミックBAのメリット

独自のDynamicBAテクノロジーによって、シングルドライバーで可聴域全体を含む広帯域の再生が可能となりました。

  • 低域の拡大
    強い磁気の搭載が可能なため、低周波数帯域が拡大しました。
  • 高域の拡大
    素子の重量がBAと比較して約30%と軽量化が可能なため、高周波数帯域も拡大しました。
  • 歪み低下
    素子とプレート間の距離をとれる構造のため、非線形歪みを減少させています。

2015-05-08_15h47_17左:従来のBA、右:ダイナミックBA

 

独自のDynamicBA技術により、シングルドライバーの振動板によって鼓膜へ直接伝え音を再生させることで高音質を達成します。

 

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従来のBAとダイナミックドライバーの利点を合わせ持つDynamicBAのシングルドライバーは広帯域を高品質に再生可能です。

DynamicBAは1つのドライバーで従来のBAが3ウェイドライバーと同じ帯域の再生が可能です。
マルチドライバーのデメリットである音のつながりの不自然さ、耳にストレートに音を出すレイアウトの難しさ、大型化、得られる音質に対するコストの高さなどがありません。
マルチドライバーで得ようとするメリットの広帯域再生を1ドライバーで解決するDynamicBAによって、広帯域再生が可能で、マルチドライバーによる音のつながりの不自然さも無く、耳にストレートに音を伝え、小型で、コストに対して得られる音質が高いというメリットがあります。

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Housing Tuning Guide

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Housing Tuning Guide – Nozzle length

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Housing Tuning guide – Nozzle diameter2015-05-08_16h11_05

Housing Tuning guide – Horn shape

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Housing Tuning guide – Nozzle direction

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Housing Tuning guide – Damper

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Housing Tuning guide – Bass hole

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