192kHz/24bitのハイレゾ無圧縮音源は本当に聴き分けられるものなのか?(gigazine)

ハイレゾ、ハイサンプリング、ハイビット。過度な期待があるというか、行きすぎな点があるのは確かに感じます。

「192kHz/24bitのハイレゾ無圧縮音源は本当に聴き分けられるものなのか?」(gigazine)

◆高レートサンプリングによる弊害その2:192kHzは機器の音質に悪影響を与える
モンゴメリーさんは「この問題を回避するためには4つの解決方法がある」として以下のポイントを挙げ、その中でも「4つめだけが実際の効果がある」としています。

1:専用の超高音スピーカー、アンプ、クロスオーバーをシステムに追加して、超高音成分を完全に分離して影響を受けないようにする。
2:超高音成分にも耐えるオーディオ機器を導入する。ただし、これにはコストがかかるのと、通常域の音質に影響を与える可能性がある。
3:機器の回路を入念にデザインして、超高音域を再生しないようする。
4:元となるファイルが超高音の成分を含まないようにし、問題が起こらないようにする

音が良い以前に悪影響を与えるという意見。1は専用に別設計にしろ、2はそれ用に作れ、3と4に至っては鳴らないように作れと、完全にハイレゾが悪者扱い。

◆「ブラインドテスト」による聴き比べテストの結果
実際に音が良くなったかどうかは、最終的にはやはり人間の判断を得るのが最も適切な方法と言えます。モンゴメリーさんは実際に行われた複数の聴き比べテストの結果を検証。ハイレゾ音源とCDクオリティの音源を聴き比べるテストを行ったところ、オーディオ愛好家からプロのエンジニアを含む554回のテストでの正解率は49.8%と半数をわずかに下回っていたことが分かっています。

正解率49.8%とは554回もテストを繰り返しただけあって半々の数値が出てます。おそらく二択のテストなんでしょう。CD品質の16/44.1と24/192と、半々でしか判らなかったと。中には100%当てた人もいたかもしれません。逆に完全に外した人もいたかもしれません。しかし554回のテストの結果が半々だったということです。

◆アドバイス:本当に良い音を楽しむためにはどうすれば良いのか
・良いヘッドホンを使うこと
最も効果的な方法の一つが、音質が良いヘッドホンを使うことだとのこと。これにはオープン型、クローズ型、さらにはインナー型のイヤホンなど、どんなタイプでもいいので「ブランドとデザインにお金を払う」ようなタイプの製品を避け、金額に見合う品質のものを選ぶことが大切としています。

どんなタイプでもいいから良いものを使う、ブランドとデザインにお金を払うタイプを避ける、冷静に考えれば当然と言えます。
パーツは1個で数銭から数千円と何万倍の差があるかもしれません。しかしブランドとデザインのコストはほぼゼロから無限大の差があります。買った時の喜び、身に着けた時に嬉しさはあっても、音の良しあしとは別です。でもこれも満足感には大切かもしれません。でも間違いなく音とは無関係です。音が良いことでの満足感と持ってることでの満足感と、どちらも嬉しいことですが、持ってることでの満足感をデザインやブランドに求めたら、それが悪いとは言いませんがバッグやアクセサリーと同じになってしまいます。

先月末にもgizmodoさんの記事をツイッターで採りあげました。

96kHzか192k㎐か、DSDか、ハイレゾか、そういったことよりも、圧縮か非圧縮か、そして更にそれよりもスピーカーやイヤフォン、アンプ、DAC、DDC、それら再生機器での音の良し悪し、好き嫌いのほうがよほど大きな音の差になります。そしてそれ以上に鳴らす曲が好きかどうかが一番大きなポイントなのも間違いありません。
好きでもない曲をハイレゾだDSDだと聞かずに、好きな曲をいい音で聴く、そのために好きなスピーカーやイヤフォン、アンプ、DACやDDCを選ぶべきではないでしょうか。

いつのまにかハイレゾが好きDSDが好きになってしまい、音楽が好きオーディオが好きを忘れてしまわないように。