イヤフォン開発・音質向上

一ヶ月ほど前にいくつかメーカー周りをして、イヤフォンメーカーへも行ってきました。

私は自分の耳がそれほど良いとは思ってません。
最近は参加してませんが、試聴会などで聴いてもらってとても細かく聞いて意見して頂ける方にはとても及ばないと思うことがしばしばあります。
それでも「測定機の誤差のような変化も聞き取れて、人間が聞き取れるとは信じられない」とエンジニアに言われますが、逆に「測定でこれだけ違うんだから違うだろう」という時に全く変化が判らないときもあります。

更に私は機械のことが分からず設計の事は全く分かりません。
開発や設計エンジニアと話す時に、小学生を見るような温かい目で見られると、「あ、すごい丁寧に説明されてる!生まれたての子鹿が立ち上がる姿をテレビで見て応援するお茶の間のオバチャンの目だ!」と思ったりもします。

それでも10年ほどオーディオやPC関連メーカーに協力してきているのは、飛び抜けた耳が無くても開発知識が無くても、特徴を探って長所を伸ばす方向と短所を見抜いてそれらをエンジニアに理解して受け入れてもらえるように伝える点だと考えています。

そして何より売れている時よりも、人気機種が無くメーカーが下火の時期が続いても基礎研究やできるチューニングなどに協力し続けることを重要だと考えています。zionoteはメーカーではなく輸入販売や開発協力を行っていますが、海外メーカーの日本支社でありその会社の社員だと考えています。国内メーカーであれば開発や販売を任された部門だと思っています。
売れる物が無くなった、あのメーカーはもう駄目だ、そんなメーカーあったよね等と言われても、その会社のスタッフだと思えば、じゃあやめようか、などをいう選択肢はありません。
店であれば売れる物を仕入れて売れない物は扱わなければ良い。
しかしzionoteは始めたからには、メーカー側から日本販売の会社を変えると言われない限り、こちらからやめると言うのはメーカーが犯罪レベルに大きな問題を起こさない限りありません。
思うように販売結果が出ないときはどうすれば良いか考えて実行できる内容を検討するだけです。

エンジニアによって「こういうの作ってるけれど、どうしたら良い?」と積極的に意見を聞いて汲んでくれる場合と、「そんなの駄目」と一蹴りな場合もあります。

設計できず、生産する力も資金も無い私が、能力のあるメーカーと組んで製品化を進められるのはとてもありがたいことで、その結果の製品を買って使ってもらえて「良い音をありがとう」と言っていただけると、とても嬉しく、お金が無くてアルバイトしてでもzionote続けなきゃと思う次第であります。